子どもの鼻水対策にはコレ!

鼻水のケア、大変ですよね。

とくに小さな子どもは自分でうまく鼻をかめないので、気づけば「ずるずる…」「ブヒブヒ…「という音が夜中に響いて、パパやママが起こされることも多いと思います。
ぼくの家でも、長男(うおた)と長女(むーちゃん)が小さい頃は、鼻水が続くだけで寝かしつけの難易度が一気に上がっていました。

子どもの鼻水自体はよくあることですが、放っておくと苦しくて眠れなかったり、中耳炎につながったりすることもあります。だからこそ、自宅でできるケアがとても大切だと感じています。

この記事では、ぼくが小児科医として、そしてふたりの子を育てる父親として実践してきた家庭での鼻水対策をまとめました。

ひぽパパ
鼻吸引器の選び方、吸引するときのコツなど、今日から使える内容ばかりです。

「毎日の鼻水ケアを、少しでもラクにしたい」

そんなパパ・ママの助けになれば嬉しいです。

わが家の鼻水事情

長男(うおた)は昔、鼻吸引が大嫌いでした。それが最近ではむしろ自分からやりたがるほどに変わりました。
すっきりする感覚が気持ちいいのか、少し大げさに言えば『鼻を吸われることを楽しんでいる』ようにも見えます。

一方で、長女(むーちゃん)はその様子を信じられないという表情で眺めています。むーちゃんは今も全力で嫌がります。
だからといって鼻水を吸わずに寝かせてしまうと、夜中に「ブヒブヒ…」と苦しそうに起きてきて、そこから対応する羽目に。

この経験から、嫌がられても寝る前に一度しっかり吸っておくことを習慣にしています。


家庭での鼻吸引、どうしてる?

鼻吸引器があるかどうかで、入院の判断が変わることも

小児科の現場では、家庭に鼻吸引器があるかどうかで入院を避けられるケースがあります。

特に、生後6ヶ月ぐらいまでの赤ちゃんは口呼吸が上手にできないため、ただの鼻詰まりでも呼吸が苦しくなってしまう場合が少なくありません。

ひぽパパ
「自宅で鼻水を吸えるかどうか」が、「自宅で子どもを見ていても大丈夫か」の判断基準になることも。

また、鼻水や鼻詰まりがひどいままだと、急性中耳炎や副鼻腔炎のリスクにもなると言われています。
鼻水だけ、と油断していると熱が出てしまい、場合によっては抗生剤での治療が必要になります。

あまりにもひどい鼻詰まりであれば、よりこまめにケアしたほうがよいでしょう。

手動と電動、どっちがいい?

結論から言うと、電動タイプの鼻吸引器がオススメです。
『スポイト式』や『チューブ吸引式』は、値段はお手頃なんですが、圧が不安定で鼻汁をうまく吸いきれません。
子どもを押さえながら、小さな鼻の穴に密着させつつ、細かい圧の調整をしながら吸引する…
正直、ハードルが高いですよね。

そのうえ、とくに吸引式だと、使っている親にも風邪のウイルスが感染する可能性もあります。

その点、電動鼻吸引器は吸引圧が安定していて、短時間で確実に吸引できます。
お値段は少し高めですが、手動の吸引器で苦労することを思えば安いものです。

我が家で使っているのは、ピジョンの『電動鼻吸い器 シュポット』です。

吸引の圧が安定するだけでなく、鼻の穴をしっかり密閉できるので、よりしっかり鼻水を吸い込めます。

しかも、洗う必要があるのは先端のプラスチックの吸引パーツだけ。
メンテナンスも簡単で、
忙しいパパ・ママでも続けやすいです。

ひぽパパ
赤ちゃんから小学生ぐらいまで使えて、病院を受診する回数も減らせるかも。

安全に吸引するコツ

  • 鼻に密着させたまま角度を少しずつ変える

  • はじめは弱い圧から。吸えなければ、少しずつ強くする
  • 一度の吸引に時間をかけすぎない。鼻水が多ければ、こまめに吸引する

  • 深追いはしない(奥を刺激すると鼻血が出たり、逆に鼻水が増える)

  • 難しい時は無理せず病院へ

あとは、鼻水の吸引をこどもが受け入れてくれるような工夫も必要です。
3〜5歳ぐらいのお子さんには、何をするための道具か説明して、道具にも自分で触らせてあげてみると嫌がりにくくなるかも。
「吸引をがんばれば鼻づまりが良くなる、苦しくなくなる!」ということを理解してもらえると、うおたのように自分から進んで吸引させてくれる場合もあります。
ひぽパパ
電動式吸引器で緑色の鼻水が大量にひけると、ちょっと快感です

続く鼻水、アレルギー性鼻炎かも?

繰り返す鼻水が単なる風邪ではなくアレルギー性鼻炎だったというケースも多いです。

特に、家族のなかに花粉症などアレルギー体質の方がいれば要注意。
うおたもむーちゃんも、遺伝的にアレルギー体質であるリスクはあります。
ぼく自身は小学校の前半から飲み薬を飲んでいましたし、妻も20代後半から症状がはっきりしてきました。

小児科外来では、鼻水やくしゃみが長引く子に、試しに『抗アレルギー薬』を飲んでもらうことがあります。
これでスッキリするなら、やっぱりアレルギーの症状なのかもしれません。

ただし、自己判断は難しいため、初めて使う場合は薬局で購入するのではなく、小児科で相談するようにしましょう。